狂おしく眠れ永遠の夜に。

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普通に眠るにはあまり軋む事ない広いベッドがケイの動きに合わせて軋みだす。 「ん!はぁ!紅葉ぅ」 快楽のしっぽを掴んだケイの唇からは喘ぎしか出なくなりつつある。 「いやぁ...んんん...」 首にしがみつきながらも、懸命に腰を落とす。 紅葉は更に深く入れ込むようにケイの 形のよい双丘を鷲掴みしながら、下から突き上げる。 「はっ」 「あああ!!こうよう!」 紅葉の腹に擦り付けるケイの自身が自分の滑りで更に絶頂へと近づく。 紅葉も腰辺りが少しずつ重くなりかける。 (まだまだ...) 腰を上げるとそのままケイを寝かす。 「ん」 「ふ~」 しがみついたケイの腕が離れ、紅葉が少し離れる。 「ケイ、舌」 催眠術に掛かったかのように、素直に紅い舌を出すケイ。 その舌に自身の舌を絡め そのまま深くキスを始める。 「う...ぐ...」 ケイの口腔内で絡み合う。 「んんん」 その間も蕾に熱い杭が出入りする。 ゴリゴリとケイの感じる場所を突く。 その度にナカがうねる。 ケイの先からは止めどなく白濁した液が溢れていた。 飲み込めなくなった二人の唾液が零れ頬を伝う。 息苦しいケイが唇を離すと、粘る唾液が糸を引く。 「ひぅっ」 (やべぇな...今日は早いかも) 「も!だめっ...」 全身が強張るケイ。 紅葉も背中から腰にかけてざわめき始めてくる。 「あぁ!イ、く!」 腰に脚を絡めたケイの双丘が上がった。 「あ...んっ!」 ぶるりと震えると、勢いよくケイの腹に飛沫がパタパタと放たれた。 ケイ自身が上下動するたびに、ナカが収縮する。 「くっ!」 我慢できずに紅葉もゴム内に欲望の白濁を吹き出した。 「ん...」 それを奥に感じながらケイが蕩けた顔で紅葉を見上げた。 紅葉の首筋から胸に向かって汗が流れおちる。 そんな姿を見たケイの奥がうねった。 そこで気付く。 蕾には果てたはずの杭がまだ熱く硬く脈を打っている。 ふるっと、身体が震えた。 紅葉が肩で息をしながら無言でケイから抜け出す。 蕾から抜いた紅葉自身はまだ萎えていない。 替えのゴムを素早く付け替えるとケイをぐるりとうつ伏せにし脚の間に滑り込んだ。 ケイが息を飲む。 紅葉の瞳がギラつき、また口角が上がった。 淫美な欲望の夜はまだ続く...。 【endless sex for you】
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