過去-3

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…そんな風に、ずっとセイヤのことを考えてた。 「…おい、どーしたレイラ、ハラでもいてーのか?」 「…あれ?」 気付けば放課後で、セイヤの学校に来ていた。 「…ふー…。…食うか?」 顔を上げると、いつものタッパーが差し出されていた。 「…たべる。」 「…ぁむ。…はむ…。」 …全く、このルックスでお団子とか有り得なくない…?アンパンマンより和むじゃない…。 しかもすっごく優しい味だし…。 「みんなお待たせー…ってあれ、レイラっちまた餌付けされてるwwwしかもきびだんごとかwww完ペキ桃太郎じゃんw」 「…ん?じゃーレイラは犬だな♪お手。」 「だ、誰が犬よ!?調子に乗んな!バカセイヤっ!」 …やっぱりコイツはよく分かんない。 けど…やっぱり、どんなヒーローよりもアタシは、セイヤが一番カッコイイと思ってる…。 今はそれで十分…ってことにしといてあげる…♪
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