過去-4

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「レディー…ファイッ!」 譲さんの愛弟子、リンさんがゴングを鳴らし、ちょっとした試合が始まる。 「ふんっ…!うらぁああ!でやぁああ!ごぁああああっ!!」 「うっ…!ぐっ…、ぷはっ!!……がっ!…ふー…ふー…。」 譲さんはまず右手でジャブを入れ、続く左足で聖夜のガードを破ると、強烈なハイキックを食らわせる。 「…ふー…。」 聖夜はと言うと…ふらついて、ロープに体を預けてはいるけれど、その顔は悪ガキのような笑顔で。
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