中央都市【カズミール】

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お茶を人数分持って帰ってきたアリアは頭を撫でられている俺を見ると、小さく笑い「仲のいい兄弟ですね。」と何事もないかのように言う。 月「ぇ?兄弟に見えるか?」 ア「違うのですか?」 初めてアリアに対して俺が喋ったことに驚いた顔をしたのが気にならないほど俺は浮かれていた。 前世?で散々似てないだの血ぃ繋がってないだの言われてきた俺からすれば太陽と兄弟に見られたことがとても嬉しい。 思わずにやけるほどに嬉しい。まあ、血繋がってないんだけど…そういう問題ではない。 太「兄弟だよ。」 太陽も嬉しそうだ。あれだな、精神幼くなったりとかで若返ったの少しアレだったけど、やっぱり良かった。スゲェ嬉しい。 太「似てないってよく言われるから…さて、ここまで連れて来てもらっておこがましいんだけど、何個か聞いていいか?」 ア「えぇ。構いませんよ。」 太「金を稼ぐとして、ギルドに登録するしかないのか?」 ア「…ああ、お二人は島で育ったんでしたね。」 そういうとアリアはまた「少し待っていてください」と言い、部屋から出て行く。 月「句句廼馳かな?」 太「帰ったら礼を言わないとな。」 俺たちを島育ちってことにしてくれた句句廼馳及びさっきの鳥グッジョブ!太陽の説明が省けた。 ア「お待たせしました。」 アリアから二枚の紙を受け取る。それはこのギルドに関することと、何やら記入用紙だった。 ア「まず、その紙は置いておいて質問の方からお答えしますね。」 →
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