4.勇者登場

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ある日、急にメイレンの態度がよそよそしくなった というより、完全に無視されるようになった どれだけ話しかけても、そっぽを向いてしまう そうか トンヌラが暴露したのか アイリは俺とメイレンの関係を受け入れているが メイレンは俺とアイリが愛し合っていることを知らない 清純なメイレンには受け入れ難いことなのか それでもメイレンは、俺を城から追い出す事はしなかった 心が悼んだ 屋上で1人黄昏ていると 背後から突然声を掛けられた 「どうしたのビスタ君? こんな所で」 優しい声色で語りかけてくる だがその表情からは悪意が漏れ出ている 「メイレンに嫌われてしまったよ」 「そうか……」 わざとらしく、顔を曇らせるトンヌラ 「でもね……それは君の自業自得なんじゃないかな? 複数の女性と同時に関係を持つなんて外道だよ」 ぐうの音も出ない だが、ぽまえが言うな 「メイレンさんを、ボクにくれないかなぁ?」 なんだと 流石にこれは黙っていられない 「君がいつも引き連れてる彼女たちはどうするつもりだ?」 「綺麗さっぱり捨てるさ」 外道やん ゲス川谷やん ほな・いこかやん 少なくとも俺は1度関係を持ったら自分から捨てるようなことはしない まっすぐ自分のちんこは曲げねえ それが俺の尿道だ 「メイレンは渡さないぞ」 「貰うさ。力尽くでもね」 俺とトンヌラからオーラが噴き出す 全く同じ性質のオーラは、反発し突風を生む 俺はオーラを1点に集中し、トンヌラに放った だが、トンヌラも同じ技を放ち、相殺される それからは必殺技の応酬 10まんボルト れいとうビーム かえんほうしゃ じしん ハイドロポンプ ソーラービーム e.t.c. あ、ところで皆さん ポケモンgoをプレイするときは 周りを良く見ましょう 危険だからではありません 同じようなヤツが何人もいて笑えます
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