チワワな僕と日常と。

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《2-S》 教室に入ると読書している僕の片割れが見えた 慎は図書委員で今日は当番だったらしいね 「鈴ちゃん、おはよーさん」 「イクト!おはよ!珍しいね、朝からいるなんてー」 声をかけてきたのは十六夜 イクト(イザヨイ イクト) 綺麗な銀髪で目が隠れるほど長い前髪と独特の喋り方が特徴的なイケメンさん 裏では有名な情報屋で風紀委員会で仕事している まぁ校則は破りまくってるから委員長さんによく怒られてるんだけどねw 「だってーりんちゃんが喜ぶような情報がはいったんやってー!ききたくなぁい??」 「聞きたい!!!!」 「食いつきすげーなww ならば教えて差し上げよう!!実はなー、明後日に転校生がくるらしいでー」 転校生キタ(゜∀゜)コレ!!!!! 待ちに待った転校生フラグ!!!!!! パッと慎のほうを見ると慎も聞いてたみたいで目を見開いている "kwsk!" "おけ!" 目で会話して詳しく聞き出すと面白いことが聞けた まず、学年は1年生で転入試験の成績がよかったらしくSクラス あ、わからない人のために説明すると、この学園は成績や家柄でクラスが決まっていて Sが成績優秀、家柄良好な生徒 AがSには劣るもののそれなりに成績も家柄もいい生徒 Bは成績はいいけど家柄が普通の生徒 Cは全てにおいてそこそこ普通の生徒 Dは成績が悪い生徒 Eはヤクザ系の家柄の生徒 になっている 僕達は特待生だから一応Sクラスにいるよー イクトは親が警察庁のお偉いさんらしい 以前、情報屋ってバレたらやばくない?って聞いたら『もうバレてるけどなんにも言われてないよー?』って言ってた 話そらしちゃったねw
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