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ご飯を食べてる間も終始笑顔が絶えなかった。
シンクンの家族が羨ましかった。
ウチのご飯の時は喋る事なんて全くなかったし、ご飯をこぼそうものなら怒鳴りちらされその場でもう食べさせてもらえなかった。
ダカラいつも緊張しながら食べてた。
ご飯は、無事なんとか食べ終わり片付けを手伝う事にした。
シンクンのお母さんは、
【そんな事せんでい━よ。美味しそうにご飯全部たいらげてくれて…それだけでオバサンすごくウレシイから♪】…って言ってくれた。
…ウチのお母さんなら絶対言わない言葉だ。
アタシはオバサンの事がすごく好きになった。
また来たいな…。
そう思いながら洗いモノを拭いていたらオバサンが…
【またイツデモいらっしゃいな(*^^*)シンヤをよろしくね♪】
アタシは笑顔で返事した。
【はいッ♪(*^^*)】
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