同棲

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アタシは亜希チャンに嫌われても…援交はやめられなかった。 目の前に出されるお金にとりつかれてた。 でも1つだけ前と変わった事がある。 身体を売ったお金は全て使わず貯めるようになってた。 なんでだろ…。 なんでか自分でもワカンナイけど一切使わなくなった。 使うのは真面目に働くバイトでのお給料のみだった。 援交と学校とバイトの日々。 そんなある日…アタシはいつものようにシンクンのオウチに泊まりに行った。 シンクンと付き合い出してもうすぐ2年が経とうとしている。 アタシはもう高3…進学する気もなく、フリーターにでもなろっかなって思ってた。 その日もシンクンのオウチでゴロゴロしながら連休に行く旅行をシンクンと決めていた。 …ん━やっぱ下呂温泉がいいな…(*^^*) 1人でパンフレットを見ていると 【なぁ━舞ぃ━(*^^*)】 シンクンがパンフレットとアタシの隙間から意地クソ悪い顔を覗かせる。 アタシは温泉宿を真剣に物色してたから 【じゃぁぁ━まぁぁ━だぁぁ━ボケ(-_-)】 真剣ウザカッタから真剣キレた。 するとシンクンが 【舞ぃ━俺とアパート借りて2人で暮らさない!?】 …(-_-)?…。 突然すぎて意味がワカラナイ。 【真剣!?】 いつも冗談しか言わないからアタシはまた冗談かなって思って聞き返した。 【うん(*^^*)…ノ━ウソ(*^^*)】 …急にどうしたんだろ…。 …できることならアタシもシンクンと一緒に生活したい…。 何でそんな事言い出したのかアタシはシンクンに聞いた。
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