同棲

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入居費用を払った1週間後の日曜日。 アタシ逹は引っ越しシタ。 引っ越し業者に頼むとあり得ない金額を提示してくるのでアタシとシンクン…そしてシンクンのゆかいな仲間逹に手伝ってもらった。 みんな外仕事してるだけあって、体つきがハンパない。 冷蔵庫カラ洗濯機…アタシよりもはるかにでかいタンスとかも、次々と簡単に運んでいく。 同じクラスの男子とはまるで比べもんにならない。 何の役にも立たないアタシは、意地クソ悪い顔シタ男の命令でみんなのご飯作り。 【あいつらの胃袋ハンパね━であり得ん量作れ(-.-)y-~】 …はい?… …料理をした事が一度もないこのアタシに料理を作れと?… アタシは笑顔で 【あっ…。ぢゃ…買ってくるわ(*^^*)】 って言った。 …だって作れんもん。 なのにシンクンは真顔で 【作れ(-_-)】 …ハイ(-_-)…。 【あいつら舌が少し腐っとるで味なんかわからんッ♪だでご飯の練習代わり笑)】 …こんだけ汗水流してアタシ逹の為に働いて下さった方々を実験台にするんですか…(T_T)。 アタシは少しでも普通の味になるよう、それはもう必死に作りました(T_T) 作り方が分からなくて想像で…ですが(-_-;)
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