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ご飯を食べ終わり、一服が終わった頃タッチャンとアラヤクン逹は帰っていった。
2人のお陰で引っ越しは無事完了。
アタシは後片付けを始めた。
早く片付けてアタシとシンクンのオウチでゆっくりしたかったから。
後片付けをしてると、シンクンが後ろから抱きついてきた。
アタシの肩に顔を乗せて。
【邪魔しんといてよ笑)】
こんなくっつかれたら全然洗えないし、何か台所でこんな新婚サンみたいな事されてアタシは恥ずかしくて仕方なかった。
知らない男に裸を見せるのは、恥ずかしくもないのにシンクンが相手だと、こんな事でも照れてしまう。
【お前と住めてホントに幸せッ♪】
アタシも幸せだよって振り向いて言おうとしたら、初めてしてくれた時のような優しいキスをしてくれた。
アタシはこの時が1バン幸せだったと思う。
でも…幸せって長続きしないんだね。
アタシはきっとずっと幸せになれないんだ…って1年後に思うようになるから。
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