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お風呂カラ上がるとシンクンがリビングでくつろいでた。
【おかえり━(*^^*)】
アタシは何もなかったかのように振る舞う。
【お前…泣いた??(-_-)】
眉間にシワを寄せながらアタシに聞いてくる。
…こんだけ目腫れとったらウソつく方が逆に怪しまれる…。
【うん笑)…感動のご対面みたいなヤツが再放送でやっててそれで泣いちゃった笑)】
アタシはテレビで感動ものがやると、いつも号泣してたカラシンクンはあっさり信じてくれた。
2人で遅い昼食を部屋でとる。
その時…シンクンがため息をつきながら話し出した。
【なぁ━…俺さぁ…もしかしたら来週の半ば位カラ3週間位滋賀の方に出張行かないかんかもしれん…(-_-;)】
嫌そうに話すシンクン。
【はぁ━!?まぢで!?】
アタシも3週間も離ればなれになるのは嫌だった。
【う…ん。会社の先輩が行くはずだったんだけど昨日腰痛めて仕事の途中で帰ってったんだわ…(-_-)】
…相当嫌そう…笑)
【土日とかは帰ってくるの?】
【会社の先輩が帰るなら帰れるけど…多分帰らんと思う(-_-)帰りがえらいし。】
…そっか…。
急に寂しくなったアタシは下を向いて大きなため息をつく。
すると…アタシが座ってるひざの上にシンクンがいきなり寝転んできた。
【大丈夫(^_-)毎日電話するし…遠距離恋愛の人に比べたら俺らは一緒に住んどんだで全然いいが(*^^*)】
…それもそ━だな♪…
寂しい気持ちが、3分の1位ダケ減った(*^^*)
するとシンクンが
【舞━━。俺早く大型の免許取って大型ポンプ乗ってガンガン稼ぐで…大型の免許がとれる…21になったら結婚して…?】
いきなりのプロポーズだった。
今まで結婚についてお互い話した事がなくて…でもアタシは口に出した事は無かったケド、相手はシンクンしかいないって思ってた。
だからすごい嬉しかった。
アタシは笑顔で
【もちろんッ♪喜んで(*^^*)】
シンクンの不安そうな顔がアタシと同じ笑顔になる。
【舞━━ほんと大好き(*^^*)料理下手だけど笑)】
…下手は余分だゎ…(-_-)。
アタシがふてくされると…シンクンはアタシの頬っぺたを引っ張ってムリヤリ笑わせる。
アタシはシンクンと出会えて毎日が幸せだった。
アタシはこの当たり前の幸せがいつまでも、オジ━チャンオバ━チャンになるまで続くって思ってた…。
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