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初デート #2
気づけば…辺りは真っ暗でアタシ達はご飯も食べずに遊んでた。
【お腹すいた…(-_-;)】
急にお腹がすいてきたアタシ。
2人で園内のご飯屋に向かった。
アタシは、ラーメン(*^^*)
岩崎クンは…
ラーメン…
唐揚げ…
ポテト…
おにぎり…
そして…焼きそば(-_-;)。
2人で食べるご飯が楽しくて…美味しくて…(*^^*)
アタシは久しぶりに、一気にパクついた。
カウントダウン会場は、観覧車の前。
アタシ達は満腹感が消えるまで観覧車の近くのベンチで休む事にした。
タバコに火をつけ、美味しそうに一服する岩崎クン。
アタシはその横で、ゲームセンターで岩崎クンにとってもらったお猿サンのぬいぐるみを見つめてた。
お猿の手にはマジックテープがついていて、手が…
ペタッてくっつくようになってた。
だからアタシは首にお猿の手を巻いて背中にぶら下げてた。
マフラー代わりで温かくて(*^^*)
すると、岩崎クンが足を組み話しかけてきた。
【なぁ…部長が言っとったんだけど…年明けに4㌧運転手で俺とタメの女が入ってくるらしいよ♪(*^^*)】
【そうなんだ…(*^^*)】
岩崎クンが笑顔で話してるのを見て少しだけイラつくアタシ。
アタシ、性格悪いから…ムカついても顔には絶対出さないの(*^^*)
…女の子が入ってくるんだ…
会社に女の子は、アタシとおばさん…2人しかいなかった。
だから、ワクワクするアタシと…
不安に思うアタシがいて。
アタシの変な不安は現実のものとなるのに、
あの時のアタシはまだ何にも気づいてなかった。
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