過ち

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【未練タラタラだな…お前…(T_T)】 …やかましいゎ(-_-)…。 【そんないい男だったんか…?】 お兄のせいで… アタシの頭には、どんどんシンクンが現れて…。 茶色のキレイな目で笑ってるシンクンが頭から離れなくて、 【いい男だったよ…(*^^*)多分あんないい男、一生かけても見つからんわ笑)…だから彼氏なんかいらないし…見つけようとも思わない(-_-)】 アタシは嘘じゃない本当の気持ちをお兄に言った。 …シンクン以上の人なんかおるわけないんだで…。 アタシは自分に言い聞かすかのように、何度も心の中で呟いた。 お兄はそれ以上アタシに、何も聞かなかった。 話が重たかったんかな…笑) どっちにしろ、それ以上聞かれたくなかったアタシにはちょうどよかった。 お兄とホースの取り合いをしながら洗車してると、 続々と、会社にトラックが帰ってきて。 …もう花見行くんかな…?…。 【みんな帰ってきたで…そろそろだな…(^.^)…トラック…かたすか…(*^^*)】 お兄の言葉で、アタシは洗車グッズを片付け始め、 トラックをゆっくり、駐車場に向け発進させた。
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