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(ウォーターシールド!)  直後、悠斗の周囲をテント状の分厚い水の膜を覆った。  不思議なことに水の膜は空中に固定されたかのような状態で、地面に零れることがなかった。 (あれ。もしかして俺、閉じ込められていないか?)  等と思った悠斗であったが、直ぐにそれが杞憂であったことに気が付く。  魔法の解除をイメージした次の瞬間。  周囲を覆っていた水の膜は、地面に向かって垂直に落ちる。
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