13263人が本棚に入れています
本棚に追加
「ユート。味の方は、どうだった!?」
自分の作った料理が受け入れられるのか不安なリリナは、何処かソワソワとした表情であった。
「ビックリしたよ。川魚ってこんなに美味しかったんだな。これなら毎日でも食べられそうだ」
「私も。こんなに美味しい魚料理は初めて食べました!」
「恐れ入ったぞ! リリナ殿の腕前は、ルーメルの宮廷料理人にも引けを取らないものだろう」
「……そ、そうか。みんなにそう言って貰えると嬉しいよ」
料理の腕を認められたリリナは照れ臭そうに頭を掻く。
それから。
夕食に舌鼓を打った後はデザートの時間である。
悠斗はたった今、収穫したばかりの新鮮なフルーツをテーブルの上に並べることにした。
最初のコメントを投稿しよう!