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「ユート。味の方は、どうだった!?」  自分の作った料理が受け入れられるのか不安なリリナは、何処かソワソワとした表情であった。 「ビックリしたよ。川魚ってこんなに美味しかったんだな。これなら毎日でも食べられそうだ」 「私も。こんなに美味しい魚料理は初めて食べました!」 「恐れ入ったぞ! リリナ殿の腕前は、ルーメルの宮廷料理人にも引けを取らないものだろう」 「……そ、そうか。みんなにそう言って貰えると嬉しいよ」  料理の腕を認められたリリナは照れ臭そうに頭を掻く。  それから。  夕食に舌鼓を打った後はデザートの時間である。  悠斗はたった今、収穫したばかりの新鮮なフルーツをテーブルの上に並べることにした。
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