【23】 ※R18

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 う……、と呻かれて、自分が桐谷を締め付けたのだとわかった。 「あ、先生。ぼくも……」  好き、と囁くと、今度は桐谷の質量が増した。  固くつながった場所から、身体中が溶け出すような疼きが広がる。 (あ……、このまま、ずっと……)  心に願った瞬間、急に激しくゆさぶられて頭が真っ白になる。 「ああっ!」 「晴、晴……っ、好きだ、愛している」 「あっ、あっ、ああ……んっ」  好きだ、と言葉を発するたびに、熱い楔を深く打ち込まれる。片方の足をソファの背に載せ、もう一方の足首を掴まれたまま、何度も強く突かれた。  悲鳴に近い嬌声が上がる。 「ああっ、あ、あっ、せん、せ……い……っ、あああっ!」 「晴、恂一郎だ……、恂一郎と、呼んでみろ……」 「じゅ、いち……ろ、さん……、ああん!」  ひときわ深く鋭く穿たれて、晴の背中が大きくしなる。  ソファから落ちかけた身体を桐谷が抱き止めた。そのまま抱き上げ、つながった状態で向かい合うように座面に身体を起こす。  桐谷の腕の力が緩むと晴の身体が沈み、さらに深く楔が身体を貫いた。 「ああ、あ……」  呼吸を乱し、喘ぐように腰を上げかけて、力尽きて崩れ落ちる。  向かい合った姿勢でキスを交わし、上下で深く交わる悦びに自然と身体が揺れた。桐谷の指が胸の飾りを摘まむと、身を捩るように腰が回る。満足そうに呻いた桐谷は、さらに胸の突起を捏ね回し、晴の反応を楽しんだ。  何度も唇を合わせ、その合間に宙を仰いで悦楽の吐息を吐き出す。  腰を浮かせては崩れ落ちていた晴は、やがて弾むように身体を上下に揺らして桐谷を味わい始めた。 「あ、あ、あん」 「晴……、いいのか」 「ん。うん……、ああ、……」  晴の動きに合わせて、桐谷が腰を使い始める。 「あ、あん、ああっ」 「晴、どうだ……?」 「ああ、あ、あ……、いい、いいっ」  上下に激しく身体を躍らせ、間に挟んだ晴自身を揺らして、官能の高みに駆け上がる。  恍惚として半目を閉じた晴に、桐谷が何度も口づけた。 「愛している、晴」 「せん……」 「恂一郎だ」 「じゅんいちろうさん……」
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