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淡い期待は暗闇の中に解けていってしまった まだ目が慣れないうちに ドアが開き彼女が入ってきたのがわかった 微かなシルエットはわかるのだが まだ目が慣れない 掛かり湯をし、湯船に入ってきた彼女 膝を付き合わす形でお互いが浸かる 会話が出来ない 微妙な空気のまま沈黙が支配する 意を決して聞いてみた
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