42人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
私は今、夢についての研究をし、大学で講義を行っている。
夢の解明が私の生き甲斐だ。
あの夢が私に将来の夢を与えたのだ。
この世には夢を見られない人間もいる。
夢を研究し、いつか私は人に夢を与えたい。
あの時、この世に存在しない叔父とRAINは私に何を伝えたかったのだろうか。
何故、あの時、私は真冬の湖に潜ろうと思ったのだろうか……。
ただ、人は稀におかしなことをしたくなる生き物だ。
おかしなことをすればするほど、何かに惹きつけられていく。
そして、それは人だけでなく、人ならざるモノも同じなのかもしれない。
例え、それが夢だったとしても───────。
最初のコメントを投稿しよう!