エピローグ

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私は今、夢についての研究をし、大学で講義を行っている。 夢の解明が私の生き甲斐だ。 あの夢が私に将来の夢を与えたのだ。 この世には夢を見られない人間もいる。 夢を研究し、いつか私は人に夢を与えたい。 あの時、この世に存在しない叔父とRAINは私に何を伝えたかったのだろうか。 何故、あの時、私は真冬の湖に潜ろうと思ったのだろうか……。 ただ、人は稀におかしなことをしたくなる生き物だ。 おかしなことをすればするほど、何かに惹きつけられていく。 そして、それは人だけでなく、人ならざるモノも同じなのかもしれない。 例え、それが夢だったとしても───────。
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