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果たして、中学二年生という期間を私は何ヶ月やったのだろうか。
とても嫌な季節が来た。
私は冬という季節が嫌いだ。
空気、温度、行事……、何もかも全てが大嫌いだ。
何故、こんなにも早く冬は来てしまったのだろうか。
つい先日まで秋という曖昧な季節だったではないか。
何故、こんなにも早く…………、ああ、私が長らく学校を休んでいたからだ。
人は時間がある時分ほど、無駄に時間を消費していく生き物である。
何もしない時ほど、時は足早に過ぎ去っていく。
まるで、私たちから逃げ出すかのように。
何をしなくとも時は好んで自ら過ぎていくのだ。
だから、私は他の学生たちよりも一足早く、冬休みという期間に入ったのである。
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