母は牌

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母様は勝手にしなさいと言う。 私は今日、この日家を出ていったのだ。 私はまず親戚がやっている麻雀喫茶に辿りついた。 おじ様は私を見て顔をしかめた。 私はおじ様から好かれていないようだ。 まぁそんなことは遠の昔から知っている。 私はおじ様に言った。 年下がいきがっているって、とても腹立たしい事ですね。 さて麻雀打ちましょう。私が勝ったら この喫茶店を貰わせていただにます。 おじ様は ふざけるな。いくら貴様みたいなガキにこの店を渡さねればならぬ、のか? わしには訳が分からん。 反論とか本当にいきがってますねぇ。 実力差を見せてやろうかしら。
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