第三章

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何を言っても怒らない彼。 さんざん言っておきながら、急に心配になった。 うるさい鬼嫁に、彼の恋が冷めちゃうかも…。 それだけは絶対イヤ。 ホントは全然嫌じゃない、ただ少し言い合いがしたいって思っただけ。 そんな気分になっただけ。 「最近のわたし、うるさいよね。 ホントは怒ってる? ………嫌いになっちゃった? ……お願い、嫌いにならないで。 許して。 色々言っちゃったけど、、ほんと大好きなの。 毎日どんどん好きになってて、 前よりもっと好きすぎて、 ……だから、こんな私だけど、嫌いにならないで…。 私も駄目なところあったら直す! だから言って、努力して直すから…。」
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