禁断の恋

11/110
前へ
/110ページ
次へ
勝也は客の前で喧嘩をしている一也達に近づき『何をしてるんだ』と言って一也達を離れさせた。 『話がある社長室まで来い…皆様、お騒がせしてすみませんでした』 女性客達に頭をさげると勝也は一也とマコトと保を社長室に連れていった。 ー社長室ー 『何で殴りあいの喧嘩になったんだ』 『保が俺を指名してくれた客を横取りしたんだ』 勝也の問いに一也が口を開いた。 『保、何で横取りなんてしたんだ』 『一也さんを蹴落とすためですよ』 『保…』 『気分が悪いので早退します』 保は社長室を出ていった。 『俺も早退します』 『俺も…』 『マコト、一也、ソファーに座って』 勝也は机に近づき引き出しから救急箱を取り出すとソファーに近づき座った。 『あれマコトは?』 『帰りました』 『傷の手当てをするから座って』 『…はい…』 一也はソファーに近づき勝也の隣に座った。 勝也は消毒液を染み込ませたガーゼを一也の顔にできた傷にあてた。 『染みるか?』 『大丈夫です』 『人気を争うためにお客様に接してるんじゃない…ホストはお客様の心を癒す、そうだろ一也』 勝也は消毒を終えばんそうこを一也の傷にはると救急箱の中を片付けた。 『ありがとうございます』 『お前も今日は早退しろ』 救急箱を持ってソファーを立ち上がると勝也の手を一也は掴んだ。 『どうした?』 『ラベンダーが咲いている公園であなたが男とキスをしている姿を見ました』 『……』 『魅力的な社長の顔が頭から離れないんです』 『何を言ってるんだ、手を離せ』 一也の手を離れさせると勝也は救急箱を持って机に近づき引き出しの中になおした。 一也は勝也に近づき手を掴んだ。 『……』 勝也は驚いた顔で一也を見つめた。 一也は勝也を壁に押し付け唇を重ねると床に倒し再び唇を重ねた。 『んん…やめろ…』 勝也は服を脱がそうとする一也の行為を必死に抵抗した。 『静かにしてください』 一也は勝也の頬を叩き静かにさせた。 『……』 『すぐ終わりますから』 一也は勝也の上服を上にあげ肌に触れるとズボンとパンツをおろし大事な部分に触れ始めた。 『ん…嫌…』 『その顔、男の俺でも興奮します』 エロい顔の勝也に我慢ができない一也はズボンとパンツをおろし大事な部分を勝也のお尻の穴に入れ身体を重ねた。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加