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「はぁ? その冗談受け付けないわ。腹立たしい。全然面白くない」
ツアー終了後の達成感と高揚感で最高潮の俺に、センスのない冗談を通り越して悪趣味でしかない事を口にするマネージャーに怒りさえ覚える。
何、秋が死んだって。ふざけんなよ。
「冗談でこんな事言う訳がないだろ。病院、ここから10分くらいのとこだ。行くぞ、悠斗」
マネージャーが俺の二の腕を掴み、引っ張り立たせ様とした。
「なんで秋がこの近くの病院にいるんだよ。秋は東京にいる。今日はバイトの日。飛び降りたのは秋じゃない。人違い」
マネージャーの腕を振り払おうとするも、
「悠斗、秋さんと連絡取ってみろ。秋さんのバイト、もう終わってる時間だろ」
マネージャーは力を強めながら、俺の腕を放さなかった。
秋のバイトはファミレス。今日のシフトは20:00まで。今の時刻は25:00過ぎ。
出るに決まっている。
ポケットからスマホを取り出し、スクロールして秋のアドレスをプッシュした。
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