番外編ーSogni e fantasmi

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「大丈夫です。すみません、立ちくらみがしたので」  そう言って、彼女は青ざめた表情で立ち上がる。  そして、ピアニストの元へ不安定な足どりで歩いて行くと、花束を渡し、こちらに歩いてきた。  大した役者だわ  半ば呆れてそれを見ていると、刃物を持っていた女性が外に逃げようとしていたので、慌てて私はそれを追った。  
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