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深夜の徘徊。それが太陽が起こす問題行動の主たるものだった。
確かに、彼女が来て以来、太陽が夜に出歩くことはなくなった。
だが、それは単にナースの目がなくなった、ということではないだろうか。
そんな疑心暗鬼な気持ちで、私は扉を開ける。
「・・・言わんこっちゃない」
扉の向こうはもぬけの空だった。
やれやれ、と呆れながら歩いていくとベッドの上に一枚の紙を発見する。
”屋上にいるね”
・・・
ある意味期待を裏切らない彼女の行動力に溜め息を吐きながら、私は部屋を後にした。
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