Diva solare

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「まぁいいけど、遅くても病院の消灯時間までには帰ってきなさいよ」 「「はーい」」  パンフレットから顔を挙げて返事をする二人に、何故だかこちらも和やかな気持ちになる。  それでも、楽し気にはしゃぐ彼らを残し病室を後にすると、一抹の寂しさが残った。
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