Diva solare

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「君さ、分かってると思うけど、ウチの妹に手を出したら ただじゃおかないからね」 「はぁ・・・」  ・・・  相も変わらずのシスコンぶりに、私と彼女は顔を見合わせる。 「・・・ええと、いくら払えばいい?」 「ふ」  太陽の惚けた声に、日生が笑った。 「だって、できることなら唇にもキスしたいし、抱きたいし?」  ・・・ 「でも、そんなことしたら日生は離れて行くでショ?嫌がってるところを無理矢理しても、嬉しくないデショ」  これは、本気で言っているのか?  チラリと隣の少女を見ると、笑いを堪えているのが分かる。 「俺は、ココロもカラダも日生と一つになりたいの。  ア。でも、日生からセマってきた場合はOK?」  そう言うと、太陽は彼女に抱きつく。 「アッ、ハハハ!森兄、今のところはプラトニックだから、大丈夫よ」  堪えきれない、とばかりに彼女は笑いの発作を起こした。
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