Storea Segreta

17/29
前へ
/470ページ
次へ
 そう言うと、お母さんはビックリした顔でボクを見た。  そんなお母さんに笑って見せると、ボクはお父さんがいるお墓の前に立つ。 「お父さん、こんにちは。碧海です。  これからは、お母さんのことはボクが守ります。作ってくれて、ありがとうございました」  そう言っておじぎをすると、ざあっと辺りに風が吹く。  なんだか嬉しくなってお母さんを見ると、お母さんは顔に両手をあてて、泣いていた。
/470ページ

最初のコメントを投稿しよう!

351人が本棚に入れています
本棚に追加