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君と僕。貴方と私。
昔は一緒によく遊んだよね。公園で、学校で、空き地で。
君と一緒にいる時間はいつでも至高の時間だった。
君の笑顔はいつでも綺麗だった。夕焼けのオレンジ色に染まった君の素敵で可愛い笑顔。
それが大好きだった。
だが、いつの日か君の顔を見たくなくなった。
あんな忌々しく、思い出したくもない、あの記憶───
母さんの声が消えていく。"命の炎"が消えていく。
それはどう足掻いても変えられない現実で過去。
母さんが死んだ。
その日から。その日からだ。
もう、誰も俺に関わらないでくれ。そう思い始めたのは。
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