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目を開くと、そこは白い天井だった。
辺りを見回せば、『君』がそこに座っている。
結局、神様は僕を見捨てた。
僕なんてそんな人間なのに、のうのうと生きろと言った。
こんな"夢"に何の価値があると言うのだ。
お願いだ、覚めてくれ、頼む。頼むから…………………っ!!
けど、現実は非情に僕に牙を向く。
「何で馬鹿なことしたの?」
そんな君の言葉。
「それが僕だからかもしれない。」
そんな弱い僕はきっと───
「そう、取り敢えず……"おかえり"。」
───君に、縋るのかもしれない。
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