1日目

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「開けて」 やっと女性からの一言が聞けたが、状況が状況だけにホラーの感じがして怖くなってきた。 「はやく開けて」 あまりの恐怖に返事をせず、静かに玄関のドアを開けた。 「足が痛いから、家に上がらせて」 今この女性に対して反抗をしたら、俺の身に危険を犯されるような気がして恐怖心が出てきた。 静かにドアを開けて、女性を家に上げてリビングに案内した。 女性はテーブルに座り、俺はお茶の用意をしてからテーブルに座った。 お茶をコップに注ぎ、女性の前に置いてから何を聞けばいいのか考えた。 まずは基本的な名前と年齢を聞かないと、なにも分からないし何を聞けばいいのか思い付かない。
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