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もう一度、凪響は僕を優しく抱き締めてくれて、キスしてきた。
少し、苦い。これ、僕の咥えてたからだよね。ヤバい。なんか、意識し始めたら恥ずかしくなってきた。
舌を絡め取られ、軽く吸われ、息をする暇もなくまた口にキスをされた。
「んっ....ハァっ....」
「拓誠....好きだよ」
凪響が僕の口から離れると、銀色の糸で繋がっていた。
僕はもう一度言われるがままに、机に座った。
すると、凪響は僕のワイシャツのボタンを器用に外すと、右の胸の蕾に舌を這わせた。
何回やっても、この行為や僕のこの声も慣れないんだよね。
でも、凪響のこの僕を見つめる妖艶な瞳や、色っぽい声なんかは少しでも僕のことを好きなんだと確信できる。
自分でもどうかと思うよ。そんなことで確認しなくても、凪響が僕のことを好きなことぐらい分かってるんだけどね。
それでも、この先。ずっと、凪響と一緒に居たいから。
「たくみ....おれ、もう....」
「うん....ぼくも....だよ」
スラックスごと下着をおろされて両足を、凪響の肩に乗せられた。
そのまま、僕の後ろの蕾を舐められ、僕のムスコを優しく舐められた。
これを繰り返しされる度に、ビクンビクンと体が跳ねたのが分かる。
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