十二天将の陰陽師先輩と同じ部屋!?

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訓練場に行く途中、「天月先生!それに電も!」 「奏くん!優希ちゃん!相馬先輩、鈴沢先輩、牙兄がまた・・っ・・」 ガクッと膝をつく 「電ちゃん!?」 「しっかり!どうしたの!?」と蓮華と冬日が近づく。 「雷神鬼儀式で電は、牙と一緒にいて後遺症が・・牙の呪力が強くなればなるほど・・電にも伝わるんです」 頭を押さえる晴、牙の呪力が強くなると後遺症を受けた電にも伝わる。 「な、何これ・・頭に映像が・・私と牙兄と、もう一人・・誰かがいる・・この、感覚、昔・・どこかで・・」 「電、戻ろ部屋に」 「後遺症が残ってるんだから、危ない。」 「大丈夫・・だから連れてって・・お願い!牙兄が」 「でも・・」 「・・わかった行こう。」 ウィィーン!チーン。 バチィィィーー!眩しい雷鳴が光る。 「牙兄!」 だっ!「ダメっ電!」 「うぐ・・ぅぅ・・」 バチぃ!と雷鳴が電に向かってくる「護符、急急如律令!!」 バシィン!「た、助かった・・」  「赤羽!!」 「「赤羽先輩!」」赤羽先輩が投げた符だった しかも倒れ混んでる。強すぎだよ・・ 「こいつ・・何て、呪力だ・・ こんなの十二天将クラスか、翔真様くらいの呪力だ」 「やめて牙兄・・霧羽くんみたいに、傷つけないで!!」 「今なんて・・」 優希の問いかけに答えようとしたそのとき、ドクッン「っ、あっ!」ふらっ頭を抑えてふらつく。フラッ 「電?どうし・・」 顔を上げた電は、雰囲気が・・違う。 「フフッ・・滑稽だな コントロールも、できないのか? ・・仕方ない。再び、封じよう。お前の鬼を。・・縛れ。拘束呪術 急急如律令。」 符を牙に飛ばし拘束する 「がぁ!!」  「!!呪術だと・・中学三年で!?」 「と、唱えた・・」 「呪術は使えないはずなのに・・」  普段の電とは違う・・ 「電なの?本当に・・」 「うぐ・・」 ドサッ また電はふらっとよろけ・・ 「・・あれ、私・・何してたんだろ?」 「電、覚えてないの?」 「何が?って牙兄大丈夫!?」タッタッタッ!「さっきと違うな。あれは誰だったんだ?」  「・・わからない、誰かが入ってる感じだったね・・」
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