十二天将の陰陽師先輩と同じ部屋!?

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学院長室 コンコン「はいはーい。どうぞ~」 ガチャ「失礼します。翔真様」 「あれ?小夜ちゃんから来るのは珍しいね~何して遊ぶ?」 「・・子供扱いはやめてください。それより大事な話が」 「なになに?もしかして告白!?」 「翔真様、ふざけるのはやめてください。」 「まゆりん冷たいな~ごめんね~。それで僕に話って?」 「新入生が妖祓いをするのに使う練習式符が破られていました。本物の妖も出てきました。その事を報告に」  「ありがとう~」 「ひとつ、お聞きしたいのですが。」 「何かな?」 「式符を修復出来ないように破けと翔真様が私の部下須坂に命令したのは本当ですか?」 「それね。本当さ」  「なぜ、そんなことを!?新入生を危険にさらすつもりですか!十二天将の赤羽が来てくれたから助かったものの」 「疾風さん、助けちゃったのか・・見捨てることができない性格だしね。」 「え?」 「上級生に助けてもらうなんて、普通はないんだけどな~クスクス。」  「何を笑ってるんですか!新入生の陰陽師達はこの学院に入ったばかりですよ!」 「ねぇ、小夜ちゃん、僕が言ってるのは自分の身を守れない、上級生に助けてもらうような陰陽師は必要ないって言ってるんだよ。。」「!」 「僕の部下に頼んで今日のビデオ見せてもらったけど・・ダメだね。上級生に守られてばかりで戦えない陰陽師はいらない。」 「様子を見てみるのは、どうですか?まだ入学したばかりですし・・」ガタッ。扉の奥からだ「盗みききかな?雪白くん。」 「はっ」翔真のそばにいた男性が捕まえにいく。
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