そして君と笑う

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 桐嶋の頭にぽんと頭を乗せて、秋弘は「営業用」ではない本気の笑みを零す。 「なあ。お前の部屋、家具なさすぎるからさ……来年は一緒に家具選ぼうぜ」 「っ、秋弘さん、俺、頑張るから」  そう言って、桐嶋は笑った。  ――やっぱ笑った方が男前だな、お前は。  それは口にせず、秋弘も静かに笑った。                                            終
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