本当の自分と今の自分

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相談指導学級という所は居心地が良かった。 理由は思っている以上に明るい場所だったからだ。 自分の悩みを言いやすい先生…… 面白くて明るい生徒達…… 私にとってはそれが居心地が良かったのだ。 そこで勉強をして、遊んで…… 月日は流れ、私は中学三年生になった。 受験を控えた私は、塾に通うようになった。それも授業料が高いところの良い塾に、親が受験のために通わせてくれたのだ。 私はその親の思いを無駄にしたくなかったので毎日何時間も勉強をした…… 土日も夏休みも冬休みも毎日、毎日勉強をした。 親は塾だけではなく模擬試験もさせてくれた。これもまた一回受けるのに何千円もする模擬試験を五回も受けさせてくれた。 相談指導学級の先生も私の苦手な教科の勉強を付きっきりで教えてくれたり、面接の練習もしてくれた。 そんな家族、先生のサポートもあって私は高校に合格することができた。 高校に行ってからは友達をたくさん作ろう。勉強も部活も頑張ろう! そう思っていたのだが……
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