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ちょっと心細い」
目覚めた幸一は慌てた。
「幸一君が布団に潜り込んできたからハナちゃん迷惑で行っちゃった
わよ、
かわいそうに」
そういう智子にますます心配する幸一だった。
そんな幸一が可愛くて智子は後ろから抱き付いた。
それから三日後二人は地元に帰った、
智子は何も話さなかった。
しかし以前にも増して二人の絆は深まった。
大学生活も残り少なくなってきた。
幸一は地元の県の小学校の教師に決まった。
智子も教師を希望していたが幸一と遠く離れた学校に配属されると
一緒に住めないので教師は諦めた。
結局、
幸一は実家から電車で一時間くらいの所の小学校に配属された。
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