9 みどり

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んきゃーーーっ! 自分でも驚くほど、甲高い悲鳴が出た。 抵抗されるとは思っていなかったようで、 木崎くんが、哀し気に言う。 「ごめん、もうキミを他の男に渡したくない。 だから、俺のモノになって…」 そんな色男みたいなセリフ、 地味なアナタには似合いませんしッ。 ブンブンと顔を激しく左右に振る。 助けて、シュウちゃんッ。
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