夢見人

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  僕は毎日、夢を見る。   その夢の中では、僕が思い切り手を伸ばせば辛うじて届く距離に、君がいるんだ。   最近じゃ、僕が君に話しかけると、君は優しい笑みを向けてくれるようになった。     ――もう少し時間が経てば、君に、触れる事が出来るのかな…?   そんな風に思ったら、ずっと君の近くに居たくって、 なんだか、朝目が覚めるのが億劫になった。  
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