ぼく、さんちゃい

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一度名前を呟けばより一層会いたくなってしまったのか みーちゃん、みーちゃ、、、 としきりにへの字眉で呟くヒナ。 「おいおいヒナ、おいたんがいるから十分だろ~????な???!おいたんともっとイチゴ食べような???」 「ヒナ、、、、にいちゃんじゃ、ダメなのか!!!!!!!?????」 3歳児に余りにも必死過ぎるオス2匹。 「みーちゃああああああ」 余りの形相におびえたヒナは遂に泣き出した。 にっくき男の名前を叫びながら 「あああごめんなヒナ!!変態オヤジが怖かったよな???兄ちゃんが今すぐ退治してやるからな~!」 「お前、、ヒナはお前のブラコン病具合に怖がってんだよ!!!ヒナをこっちによこせクソブラコン!!!」 「ちょっとおじさん、汚いんでヒナに近寄らないでください。」 言い合いをする中でもヒナの叫びは止まらない。 「みいちゃあーーーん」 うわーんと大粒に涙が?を伝い続け、 言い合いにも終わりが見えないそんな時、 「何やってんだお前ら」 ヒヤリとした一声がその場に響きピタリと二人とも口をつぐむ。 「みいちゃあああ!!!」 二人とは反対にヒナはぱあああっと顔を明るくして男の名を呼ぶ
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