ぼく、さんちゃい

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「ったく、大学で毎日会うのになんっで家でまでお前に会わなきゃなんねーんだよ!!!お腹いっぱいだわ!!!」 「お前じゃなくてヒナに会いにきてんだよ、悪いな。」 「俺はヒナに会いに来るんじゃねえっていってるのが分からないのかなミツルくん!?!?」 「ヒナは俺に会いたいよな?俺が来なくなったら寂しいよな?」 「あい!!!!みーちゃ、ひーくんのおよめさんなの!!!」 「「ヒナ!?!?!」」 「ヒナが嫁。俺は旦那。」 「だんな!!!」 「っだあああああクソボケミツルこらあああああ!!!!!ヒナに余計なこと教えンな!!!!そしてヒナはお前などに嫁にやらん!!!!!」 「にーちゃ、だめ???ひーくん、みーちゃんだいしゅきなの、、、」 うるうるとおっきな瞳に涙をためてミツルの腕の中からこちらを悲しそうに見つめるヒナ。 この天使に勝てる人間がいたら俺は教えて欲しい。 「ででででもな、ヒナ!?ヒナの前では猫被ってるけど、そいつは本当は悪魔みたいな奴なんだぞ!それでもいいのかヒナ!!!!」 「あくまあ???」 はてなまーくいっぱい掲げてヒナはミツルをじっと見つめる。 も、数秒後、 「みーちゃんって、かっこいいんだねえ」 とぽやっとした顔で言うものだから兄なす術なし 「ヒナも可愛い」 「えへへ~」 バカップルのようなやり取りにさっきから空気な叔父と俺はガックリとうな垂れたのだった。
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