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お話しは、ある、放射能研究の博士が消息を絶って、もぬけの殻になった船のシーンから始まる。
この時から、一体どんな風にゴジラが現われるのか?ばかりが気になって、ただ画面を追うだけだった。
庵野監督を良く知る息子は、早口でまくし立てるセリフの中にちゃんと意味があり、政治家の特に現代のよく、回りくどい言い方の表現が上手くて、あの、映画「踊る大捜査線」で庵野方式といわれる会議室での論争とエヴァンゲリオンで良く使われた文字と人が重なる描写は庵野らしいと言っていたが、この時、大体何の議論しているのか?言葉の意味が頭に入ってこなくて、総理大臣が形式に伴い自からの判断に迷う姿がクローズアップされていた。
実際にも、日本の政治家はきっと、こんな感じなのだろうと思つた。
すると、怪獣らしいのが現われて、「ん?これがシン・ゴジラの相手の怪獣か?」と思つた。
何だか?ドロドロしていて、目だけギョロとしていて見た目ポニョみたいだと思つた。
ただ、ドロドロした怪獣が私には、「怖い、怖い、恐い、」と小さい頃に見たゴジラ映画の恐怖感と同じ感じがしていたのです。
最初、ドロドロと地を這っていた怪獣が立ち上がりエラの様な所から血のような?液体がザバァーと流れた時に顔に水しぶきがかかって、何だか気持ち悪かったのです。
後で、あれはゴジラ自体が核融合していて、冷却水であり、決して血じゃ無いと、息子が教えてくれた。
みんな、それぞれに「グェ~!」と声をあげていたのが面白く、そして、その怪獣がゴジラだとわかって、それからはもう、最新の日本の自衛隊の戦闘機との戦いが始まって行くのだった。
着ぐるみの要素は、あの狂言の野村萬斎さんがゴジラの歩き方を演ったという点らしいが、とにかく凄いと思ったのはゴジラが爆撃されるシーンとゴジラから発せられる放射能光線は庵野監督だからこそと思えるものだった。
まぁ、是非、日本の最新の自衛隊機、戦闘機や戦車は本物なので、圧巻だし感動ものです。
やはり、映像娯楽として、怪獣映画は久々に「やっぱり、最高!」と思わせてくれた。
映画の醍醐味は怪獣映画でしょう。
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