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「てめぇ……!うわっ!くすぐったいからっ!」
「同じことを言わせないでくださいね、山田さん」
くすぐったくて、耐え切れず身をよじったアタシに、如月は表情を変えずに手に持っている物をあたしの頬に当てた。
目の端に写りこんだそれは……。
試験管!?
ふざけやがって!
そんなガラス製の物でくすぐり攻撃とか!
危なくて存分に暴れられない。
昨日の茶室といい、お仕置きがえげつないだろうが!!
どんだけドS鬼畜執事なんだよ!
「あと、あまり大きな声を出すと……外に聞こえてしまいますよ」
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