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「ハルさん、僕たちのおしゃべりのネタはダントツ理さんですよね。」
「いわれてみればそうですね。」
「どんだけ理さん好きなのかと考えてしまいますよ。あのイケメン飯塚さんがメロメロなのは納得です。
10月いっぱいで仕事やめて毎日SABUROに来てくれるのは嬉しいのですが、ハルさんと理さん談義ができなくなるのは残念です。」
「そうですね。じゃあ「トアさん談義」に切り替えますか?」
「なんですと!?」
「最初はギョっとしましたが、トアさんのエンタメ話が最近面白い。トアさんのおかげで映画にも結構くわしくなりました。レンタルにいっても監督で借りるのを選んだりとかバリエーションが広がったし。監督さんとか俳優の名前はまだまだですが、いつかトアさんとバキバキのエンタメ談義をしてみたいです。」
「ハルさん!」
いきなり抱きつかれて持ち上げられました。何事ですか!理さんの胸の中は優しさ満載でしたが、トアさんのこれは拘束、いえ違います・・・高速回転木馬的な抱擁です。
グルグル回られて、B級ドラマのバカップル状態に見えるだろう図を想像してゲンナリです。
おまけに完全に足浮き上がってるし・・・僕は子供ですか!
「僕が話し出すと大抵の人は下をむいちゃうから、あまり話をしないようにしているのです。
それが!それが!僕とバキバキ談義だなんて夢のようじゃないですか!うわ~~ハルさん、弟でも友達でもなんでもいいですから、僕と仲良くしてください!うわ~~。」
うわ~~じゃなくて!降ろしてくださいってば!
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