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何故凡人の私はこの人達と会う事になったのか、関わる事になったのか甚だ疑問だった。
京都では様々な神社を参拝した後パワーストーンの販売店に足を運ぶことになった。
「紫乃も後ろがいればいいね。凛、紫乃は何体までいけそう?」
「二体までかな。それ以上は精神的に大きな負担がかかってしまう。」
「そっか、石に宿る精霊とか守人にすれば?」
「石に…精霊?」
「宿ってる石をピックアップしてあげる」
いくつかピックアップされた石の中でものすごく呼ばれるような惹きつけられるような石を見つけた。
翡翠の勾玉のストラップだった。
その中には緑の髪の綺麗な霊が宿っているという。
そして凛さんはその霊と対話をしてくれた。
私の守人となり傍にいると約束してくれたらしい。
わたしは…どうしたいんだろう。
現実と非現実の狭間で矛盾と安心と空虚な感情が入り乱れていた。
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