途方も無いオープニングプロローグ

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   世界のどこかに、とりあえず、ユニコーンに愛される清楚系の金髪のハーフ巨乳のアイドルで、頭脳明晰な上に運動神経抜群の、眼鏡の似合う三つ編み学級委員長で図書委員と風紀委員長と生徒会長を兼任していて、なんかもうもの凄い財閥の令嬢で、僕の幼馴染の許嫁で、年下の先輩で、聖母の様な性格をしていて、でも僕にベタ惚れで、ツンデレで、ちょっと無気力クール系で、実は悪の秘密結社と戦う魔法少女のアンドロイドで、僕の欠点を全て受け入れてくれる、そんな、未来の宇宙からやって来た女の子が居るに違いない。  だから旅に出た。  旅に出たものの、かれこれ30年近く経つなぁ。  
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