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卯月さんは私に1枚のカードキーを渡してきた。
(カードキー!?
ヤッパリ…ココは日本じゃない気がする…)
私は部屋に入ると
まるで、お姫様になったような『女の子』って
感じの部屋になっていた。
きっと、奈々生さんが揃えてくれたのだろう。
クローゼットを開いてみると
色とりどりの可愛らしい服から
私には似合わないセクシーな服まで揃っていた。
(す、スゴすぎる。
さすが…アパレルの社長さんだぁ…。
だから身の回りの物だけで良いって言ってたんだ。
それに…本当に広い家…。
ココが今日から私の新居なんだぁ…。
卯月さん…仕事って言ってたけど
こんな時間から仕事って、どんな仕事なんだろう?)
私は、とりあえず持ってきた物だけでも
クローゼットにしまいチェロを立てかけて
フカフカのお姫様ベッドに座ってみた。
(すごいっ!フカフカっ!)
私はベッドのフカフカを堪能した後
皆が出払っている隙に家の中を探索することにした。
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