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   「ふんん、、、」  「何、その ”ふんん” って?」  「んん、りょう君、モテモテだね。」  「そうかな、単に天然で、思わせぶりなだけかも。妬いてるの?」  「ん、少し、、、そっか、それでどうなったの?」  「その翌年の六月に、こっちに来たんだよ。」  「そっか、旅に出たんだ、、、」  「そんなカッコよくない、単に名前負けしてるだけだよ。」  「りょうの事、好き。大好きだよ。」  「ありがとう、俺も君の事、好きだ。多分、愛してると思う。君は俺の三番目。」  「三番目?」  「そう、俺が愛した、愛してる3番目の人。どうしよう?もう止まらないよ。」  「そうね、止まらない、、、」  とても愛した人を亡くし、愛された人を後にした。自分の居場所をさがすために、自分が自然体でいられる場所をみつけるために、、、  だから旅に出た。昔を振り返ると、人の人生なんて、長い旅みたいな物かなと思う。嬉しい事も悲しい事もいっぱいあって、、、人と出会って、そして別れて。  でも、最後には、やっぱり、心から愛せる人と終わりたいと思う。  
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