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何度かデートする中で、
彼女は、俺をいつから好きになったのか、そんな話をしてくれた。
俺の存在をだいぶ前から、気にしてくれていたんだと…。
俺を初めて見た第一印象は、
こんな爽やかなイケメン見たことない!
って思った!
と、そう言った。
言うほど、俺は爽やかでもなければ、
言うほどイケメンでもないと思うが、
それで彼女が、この顔を気に入ってくれたら、
それならこの顔でも良いかなって思うことができる…。
俺の第一印象は…、食堂で初めて対面して、目が合った時のことだ。
第一印象?というより、第一発見だな。
あの時は、俺は彼女をどう思ったかな…??
俺が、あの時どう思ったかより、
そんなことより俺を見た彼女のこわばった笑顔の方が、印象的だったことを思い出す。
最初に存在に気づいたのは、あの時の食堂だったことを正直に話す俺ー。
「あの時は、…初めて目があって、
緊張しすぎて、すごくドキドキしちゃって…。
今も、緊張するけどね…、
でも、今は、一緒にいれるだけで、すごく幸せ…。」
うるっとした瞳で見つめられて、そんな事を言われたら、
恥ずかし気持ちと同時に、
今すぐに抱きしめてキスしたくなるけど、
「一緒にいるだけで幸せ…。」
そんな事を言われたら、ビビらせちゃいけないんじゃないかって、
何も手が出せなくなるじゃないか…。
それにしても、女ってやつは、こーゆーことを平気で言える生き物なのか…?
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